閉じる

〒253-0081 神奈川県茅ヶ崎市下寺尾1551番地

ペットの土葬とは?火葬との違いと知っておきたい注意点

2026/06/07
ペットの土葬とは?火葬との違いと知っておきたい注意点

大切なご家族を見送るとき、「土葬という方法もあるけれど、実際どうなんだろう」と考える方は少なくありません。

「自然に還してあげたい」
「庭に埋めてあげたら、ずっとそばにいてくれる気がする」
「でも、本当にそれでいいのかな」

土に還すという見送り方には、ご家族にとっての温かい意味があります。
ただ、実際に行うとなると、いくつか知っておきたいことがあるのも事実です。

この記事では、ペットの土葬とは何か、ルールや注意点、そして火葬との違いについて、白峯寺動物愛護の会が丁寧にご案内します。


ペットの土葬とは

ペットの土葬とは、ご遺体を土の中に埋めて見送る方法です。昔から行われてきた、自然な見送り方のひとつです。

▼ 土に還して見送る
ご遺体を土の中に埋め、自然の中に還していく方法です。

▼ 昔から続いてきた見送り方
日本では古くから行われてきた方法で、いまでも選ぶご家族はいらっしゃいます。

▼ 現在は状況によって難しいことも
住宅事情や法律・条例の変化により、現在ではできる場所が限られてきています。

「土葬がいけないこと」ではなく、「土葬ができる条件が限られている」というのが現在の状況です。
まずは、どんなルールがあるのかを見ていきましょう。


土葬に関するルールと注意点

土葬を考えるときは、いくつかのルールと注意点があります。
知らずに進めてしまうと、後から困ることもあるので、事前に確認しておくと安心です。


私有地と公有地の違い

土葬は、原則として「ご自身の所有する土地(私有地)」でのみ行えます。

公園・河川敷・山林などの公有地、他人の土地に埋めることはできません。これは法律で定められています。

自治体の条例による制限

私有地であっても、自治体によっては条例で制限が設けられていることがあります。

事前にお住まいの自治体に確認しておくと安心です。

賃貸物件・マンションは原則できない

賃貸の戸建て、マンション、アパートなどは、ご自身の所有地ではないため土葬はできません。

「庭付き一戸建てに住んでいるけれど、賃貸」という場合も、原則として行えません。

将来の引っ越しで困ることも

戸建てを所有していても、将来の引っ越しや住み替えのときに、埋葬した場所を残していくことになります。

「いつか家を売ることになったらどうするか」も、考えておきたい点です。


土葬で起こりやすい困りごと

ルール上は行えても、実際に土葬をしたあとに困りごとが起こることがあります。知っておくと、後悔のない選択につながります。

■ 埋める深さが足りないとき
浅く埋めると、においや衛生面の問題が起こりやすくなります。ご遺体の大きさにもよりますが、十分な深さが必要です。

■ におい・害虫の問題
夏場や梅雨時期は、においや虫の発生につながることがあります。ご近所への配慮も必要です。

■ 他の動物が掘り返してしまうこと
野良猫やカラスなどが、においを察知して掘り返してしまうことがあります。これは、ご家族にとってもつらいできごとです。

■ 季節の影響
梅雨や夏は土の中の状態が変わりやすく、地域によっては冬に土が凍って埋めにくいことがあります。タイミングによっては難しいことも。

■ 体の大きな子は土葬が難しい
中型・大型のご家族の場合、十分な深さの穴を掘るのが現実的に難しく、上記の問題が起こりやすくなります。


火葬との違い

土葬と火葬には、いくつかの違いがあります。それぞれの特徴を知っておくと、ご家族に合った選び方ができます。

▼ 法律・条例の観点
土葬は私有地のみ可能で、自治体の条例による制限もある可能性がでてきます。火葬は専門の施設で行うため、どこにお住まいの方でも選べます。

▼ 衛生面の観点
土葬は、においや害虫、他の動物による掘り返しなどのリスクがあります。火葬はご遺体を焼骨するため、衛生面の心配がありません。

▼ 費用の観点
土葬はご自身で行えば費用はかかりませんが、深く掘る作業や、土地の確保が必要です。火葬は施設によって費用がかかりますが、合同火葬であれば比較的抑えられます。

▼ その後の供養の選択肢
土葬は、埋めた場所に手を合わせる形になります。火葬は、ご遺骨を手元に置く、納骨堂に納める、共同墓地で自然に還すなど、複数の選択肢があります。


ご家族に合った見送り方を選ぶために

ここまでお読みいただいた上で、ご家族に合った見送り方を考えてみてください。

戸建てで広い庭をお持ちの方は、土葬という選択肢もあります。
ただし、自治体の条例や将来の住み替えの可能性も含めて、ご家族でよくお話し合いください。

マンション・賃貸にお住まいの方は、現実的に土葬は難しいため、火葬を選ぶことになります。

「自然に還してあげたい」というお気持ちは、土葬でなくても叶えられます。火葬後に共同墓地で見送る方法であれば、自然のサイクルの中に大切なご家族を還していくことができます。

どちらが正解ということはありません。ご家族のお気持ちと、ご自宅の状況に合った形を選んでいただくのが、いちばん大切です。


白峯寺動物愛護の会について

白峯寺動物愛護の会は、神奈川県茅ヶ崎市にある、寺院が運営するペットの火葬・納骨の施設です。ご家族のお気持ちに寄り添ったお見送りをお手伝いしています。

▼ 火葬・納骨堂・共同墓地を完備
火葬後の納骨先まで、ご家族のお気持ちに合わせてお選びいただけます。

▼ 共同墓地で自然に還す見送りも
「自然に還してあげたい」というお気持ちには、共同墓地という選択肢があります。

▼ 神奈川県内は訪問引き取り無料
ご自宅まで伺いますので、お運びの心配はありません。

▼ 24時間、お電話を受付
深夜・早朝のお別れにも対応しています。


おわりに:ご家族に合った見送りを

ペットの土葬についてまとめます。
土葬は昔から行われてきた自然な見送り方ですが、現在は私有地でのみ可能で、自治体の条例による制限もあります。

実際に行ったあとに、においや掘り返しなどの困りごとが起こることもあるため、事前にしっかり調べておくことが大切です。

火葬という選択肢もあり、「自然に還してあげたい」というお気持ちは共同墓地で叶えることもできます。

白峯寺動物愛護の会では、火葬から納骨、共同墓地でのお見送りまで、ご家族のお気持ちに寄り添ってお手伝いしています。「土葬にしようか火葬にしようか迷っている」というご相談も、どうぞお気軽にお電話ください。

— 白峯寺動物愛護の会 スタッフ一同より —

こちらの記事もあわせてご覧ください👇