一緒に暮らしていたペット達のうち、一匹が旅立ってしまったとき。
ご家族が感じる悲しみは、ひとつではありません。
「大切な子を失った悲しみ」
そして、
「残された子が、元気をなくしてしまった」
複数の子と暮らすご家庭では、いくつもの想いが重なって、胸に迫ってきます。
旅立った子への想いと、残された子への心配。どちらも、ご家族にとって大切なお気持ちです。
亡くした子の供養と、残された子のケア、その両方を大切にしてあげたいと思います。
この記事では、大切なペットを亡くされたご家族へ、残された子との過ごし方と、旅立った子の供養について、白峯寺動物愛護の会がご案内します。
複数の子と暮らすなかで、ペットを亡くすということ
一匹が旅立つことは、ご家族にとってはもちろん、一緒に過ごしてきた他の子にとっても、大きなできごとです。
▼ ペットも、仲間の存在を感じています
一緒に暮らしてきたペット同士は、互いの存在を感じ合っています。仲間がいなくなったことを、残された子も感じ取ることがあります。
▼ ご家族に重なる想い
旅立った子への悲しみと、元気をなくした残された子への心配。ご家族は、いくつもの気持ちを同時に抱えることになります。
▼ どちらの気持ちも大切に
「残された子のために元気でいなきゃ」と、ご自分の悲しみを後回しにする方もいらっしゃいます。でも、どちらの気持ちも大切にしていいのです。
残された子に見られる変化
一匹が旅立ったあと、残された子に変化が見られることがあります。これは、残された子なりに、仲間の不在を感じている表れかもしれません。
▼ 食欲が落ちる
今まで普通に食べていたのに、急に食欲がなくなることがあります。
▼ 元気がなくなる
遊ばなくなる、寝ている時間が増える、反応が薄くなるなど、元気をなくすことがあります。
▼ 探すような行動をする
いなくなった仲間を探すように、家の中をうろうろしたり、いつも一緒にいた場所に行ったりすることがあります。
▼ 鳴くことが増える
寂しさからか、鳴くことが増える子もいます。
▼ 甘えるようになる
ご家族に、今まで以上に甘えたり、そばを離れなくなったりすることもあります。
これらの変化は、時間とともに少しずつ落ち着いていくことが多いです。
ただ、あまりに長く続く場合や、体調に影響が出ている場合は、獣医さんにご相談ください。
残された子へのケアでできること
残された子が元気をなくしているとき、ご家族にできることがあります。特別なことではありません。いつも以上に、そばで寄り添ってあげてください。
■ そばにいる時間を増やす
残された子のそばにいる時間を、いつもより増やしてあげてください。撫でたり、声をかけたり、一緒に過ごすことで、安心につながります。
■ いつもの生活リズムを保つ
食事やお散歩の時間など、いつもの生活リズムをできるだけ保ってあげてください。日常が変わらないことが、残された子の安心になります。
■ 無理に食べさせようとしない
食欲が落ちているときは、無理に食べさせようとせず、少しでも食べたいものを優先してあげてください。好きだったおやつから始めるのもよいでしょう。
■ 焦らず見守る
「早く元気になってほしい」と思うのは自然ですが、残された子にも心を整える時間が必要です。焦らず、そっと見守ってあげてください。
■ ご家族の笑顔も大切
ご家族が悲しんでいると、残された子もその空気を感じ取ります。難しいことですが、少しずつ日常の笑顔を取り戻していくことも、残された子の安心につながります。

亡くした子の供養について
残された子のケアと同時に、旅立った子の供養も大切にしてあげてください。きちんと見送ってあげることは、ご家族の心の区切りにもなります。
▼ 火葬でお見送りする
旅立った子を、火葬で丁寧にお見送りします。合同火葬・個別火葬・立会火葬から、ご家族のお気持ちに合う形を選んでいただけます。
▼ ご遺骨を手元で見守る
ご遺骨をご自宅に置き、残された子と一緒に見守る形もあります。写真を飾って、みんなで想いを向ける場所を作る方もいらっしゃいます。
▼ 納骨堂や共同墓地に納める
落ち着ける場所に納めて、お参りに通う形もあります。ご家族のお気持ちが向いたタイミングで選んでいただけます。
▼ 残された子と一緒にお別れを
火葬の前に、残された子と一緒にお別れの時間を持つご家族もいらっしゃいます。仲間との別れを、残された子なりに受け止める時間になるかもしれません。
供養の形に、正解はありません。ご家族と残された子にとって、いちばん心が落ち着く形を選んでください。
ご家族自身の心も大切に
残された子のケアに気を配るあまり、ご自分の悲しみを後回しにしていませんか。ご家族自身の心も、大切にしてあげてください。
旅立った子への悲しみを、無理に抑える必要はありません。
泣きたいときは泣いて、思い出を語りたいときは語って、悲しみと向き合う時間を持ってください。
ご家族が悲しみをきちんと受け止めることは、決して弱いことではありません。それだけ深く愛していた証です。そして、ご自分が少しずつ元気を取り戻していくことが、残された子の安心にもつながっていきます。
焦らず、ご家族みんなで、少しずつ日常を取り戻していきましょう。
白峯寺動物愛護の会について
白峯寺動物愛護の会は、神奈川県茅ヶ崎市にある、寺院が運営するペットの火葬・納骨の施設です。
旅立った子のお見送りから供養まで、ご家族のお気持ちに寄り添ってお手伝いしています。
▼ 合同火葬・個別火葬・立会火葬に対応
ご家族のお気持ちに合った形をお選びいただけます。
▼ ご家族一緒のお別れも
残された子と一緒にお別れの時間を過ごしたいというご希望も、ご相談ください。
▼ 火葬・納骨堂・共同墓地を完備
火葬後の供養まで、ひとつの場所でお任せいただけます。手元供養や分骨のご相談も承ります。
▼ 神奈川県内は訪問引き取り無料
ご自宅まで伺いますので、お運びの心配はありません。営業時間内にお伺いします。
▼ 毎日、お坊様による読経で供養
他の霊園のような月1回の法要ではなく、毎日読経を行っています。
▼ 24時間、お電話を受付
「どうしたらいいか分からない」というそのお気持ちのまま、まずはお電話ください。
おわりに:ご家族みんなで、少しずつ
大切なペットを亡くされたご家族へ。
旅立った子への悲しみと、残された子への心配。いくつもの気持ちを抱えるのは、とても大変なことです。
でも、どちらも大切にしていいのです。旅立った子はきちんと供養し、残された子にはそばで寄り添い、そしてご家族自身の悲しみも受け止めながら、少しずつ日常を取り戻していけます。焦らなくて大丈夫です。ご家族みんなで、ゆっくり歩んでいってください。
白峯寺動物愛護の会では、旅立った子のお見送りから供養まで、ご家族のお気持ちに寄り添ってお手伝いしています。「どう見送ればいいか相談したい」「まずは話を聞いてみたい」という方は、どうぞお気軽にお電話ください。
— 白峯寺動物愛護の会 スタッフ一同より —