ペットの火葬が終わったあと、飼い主さまが悩まれるのが「遺骨をどうするか」ということです。
自宅に置いておくべきか、お墓に納めるべきか…。正解はありませんが、気持ちに寄り添いながらご家族にとって納得のいく方法を選ぶことが大切です。
この記事では、遺骨の取り扱い方の選択肢と、白峯寺動物愛護の会でのサポート内容についてご紹介します。
遺骨を自宅で保管する際の注意点
火葬後の遺骨をしばらくの間、ご自宅で手元に置く方は多くいらっしゃいます。
心の整理がつくまで一緒に過ごしたいと思うのは、自然な気持ちです。
ただし、長期間保管する際にはいくつかの注意点があります。
- 湿気を避け、風通しの良い場所で保管する
- 密閉された容器や骨壷に入れて、カビの発生を防ぐ
- 高温多湿になる夏場は、定期的に中の状態を確認する
最近では、遺骨の一部を小さな分骨容器に移して、リビングや寝室に飾る手元供養も増えています。ご自身の生活や気持ちに合った方法を選びましょう。
手元供養・分骨・お墓の選び方
遺骨の供養方法には、いくつかの選択肢があります。
それぞれにメリット・注意点があるため、ライフスタイルや想いに合わせて選ぶことが大切です。
手元供養
- ご自宅で遺骨を保管し、毎日手を合わせられる
- 遺骨アクセサリーやミニ骨壷など、インテリアに馴染むアイテムも多数
- 長期的には保管環境に気を配る必要があります
分骨
- 遺骨を複数の骨壷に分けて、家族それぞれで供養する
- 一部を納骨し、一部を自宅に置くことも可能
- 散骨と組み合わせることもできます
納骨(お墓や共同供養塔)
- ペット専用の納骨堂や霊園に納めて永代供養する
- 定期的にお参りができる安心感がある
- 管理費や供養料が発生することがあります
白峯寺での納骨・供養のサポート内容
神奈川県茅ヶ崎市にある白峯寺動物愛護の会では、火葬後の供養についても幅広い対応が可能です。
- 納骨堂・合同墓から選べる多様な納骨スタイル
- 宗教に配慮した読経法要も実施されており、年回忌供養にも対応
- 希望に応じて分骨や粉骨の相談も可能
また、供養を通じて気持ちの整理をしたいという方には、定期的に行われる法要への参加もおすすめです。
スタッフが一つひとつのご相談に丁寧に対応し、安心して大切な子を託せる環境が整っています。
「どう供養するか」は、心のかたちに合わせて
☑ 自宅で保管する際は、湿気や温度に注意して管理しましょう
☑ 手元供養・分骨・納骨…それぞれのメリットを理解して選ぶことが大切です
☑ 白峯寺動物愛護の会では、供養のスタイルを柔軟に選ぶことができます
ペットとの思い出を大切にしながら、「ありがとう」の気持ちを込めて供養の形を決めていきましょう。
どの方法であっても、それはきっと、あなたらしい優しい見送りになるはずです。