ペットと過ごす時間はかけがえのないもの。
しかし、年齢を重ねるにつれて「もしもの時」に備えることが必要になります。
「急に体調が悪くなったらどうしよう?」
「後悔しないように何をしておくべき?」
そんな不安を抱える飼い主さんのために、ペットの体調の変化に気づく方法、緊急時の対応、
お別れまでの準備についてお伝えします。
ペットが高齢になったら考えるべきこと
ペットがシニア期に入ると、少しずつ体調や行動に変化が表れます。
このような兆候があれば、普段よりも注意深く見守りましょう。
✅ 食欲が落ちる、体重が減る → 病気や歯のトラブルの可能性
✅ 歩き方がぎこちない → 関節や筋力の衰え、神経系の問題の可能性
✅ 寝ている時間が増える → 疲れやすくなっている証拠
✅ トイレの失敗が増える → 腎臓や膀胱の問題、認知症の可能性
これらの変化を見逃さず、定期的な診断を心がけましょう。
緊急時の対応マニュアル
万が一、ペットが急に倒れたり、呼吸が荒くなったりしたら、落ち着いて適切な対応をすることが重要です。
🐾 緊急時にまずやること
- 意識と呼吸の確認
・呼びかけに反応するか?
・胸の動きがあるか? - 安全な場所に移動させる
・周囲に危険なものがないか確認しましょう。 - すぐに動物病院へ連絡
・症状を具体的に伝え、指示を仰ぐ
・症状の動画を撮って、先生に見せる
🐾 こんな症状が出たらすぐ病院へ!
⚠️ ぐったりして動かない
⚠️ 呼吸が苦しそう・息が荒い
⚠️ けいれんを起こしている
⚠️ 大量の嘔吐や下痢が続く
あらかじめ、かかりつけの動物病院の電話番号や診察時間をメモしておくと、いざというときに役立ちます。
日頃から沢山の思い出を残しましょう📷
「もっと写真を撮っておけばよかった…」
「形に残るものを作っておけばよかった…」
ペットとのお別れ後に後悔しないために、元気なうちにできる思い出作りをしておきましょう。
思い出を形に残す方法📷
- 写真や動画を撮る(日常の様子・好きなおもちゃと一緒に)
- 手形や足形をとる(粘土やインクを使って記録)
- 愛用のおもちゃやベッドを残す(小さなメモリアルスペースを作る)
白峯寺動物愛護の会では、ペットとの思い出を大切にするための供養プランをご用意しています。
詳細はお問い合わせください。